2006年3月公開映画

ブロークバック・マウンテン

■ジャンル:男2人のラブ・ストーリー。ヒューマン。
■スタッフ:監督アン・リー  脚本ラリー・マクマートリー ダイアナ・オサナ
        原作アニー・プルー
■キャスト:ヒース・レジャー  ジェイク・ギレンホール  ミシェル・ウィリアムズ
        アン・ハサウェイ
■日本公開日:2006年3月4日
■おすすめしたい人:しみじみ系が好きな人。愛に性差はないという考えの人。
■おすすめできない人:単館系を好まない人。
■一言:ヒースとジェイクが体当たりで熱演。

しみじみとしたアメリカの大自然の映像と、音数の少ない素朴なサウンドで静かに描く
男2人のラブ・ストーリー。

1963年、羊の放牧の仕事のため、ワイオミング州のブロークバック・マウンテンで
ひと夏を過ごしたイニスとジャック。
異性愛者だったはずの2人はいつしか愛し合うように。
しかし保守的なアメリカ西部で暮らす2人は、その夏限りで別れるが……。

原作は 『シッピング・ニュース』 でピューリッツァー賞を受賞した人気作家
アニー・プルー (Annie Proulx)の同名の短編小説。
監督は『グリーン・デスティニー』のアン・リー。
2006年のアカデミー賞にて、監督賞、脚色賞、オリジナル音楽賞を受賞した作品です。

愛し合っているんだから周囲がなんといおうと一緒にいたい、というジャックと
子供の頃のトラウマもあり、頑なに世間体を保とうとするイニス。
2人は情熱的でシビアな女と生真面目な頑固オヤジ、という風情で対照的。

ヒースとジェイクはラブシーンも体当たりで熱演してますが、
“ゲイ映画”という感じはさほどしません(このシーンは俳優まかせだったとか)。
世を忍び、周囲を裏切ってでも会わずにいられない、肌を合わさずにいられない、と。
超えられない障害がありながらも惹かれあってしまう 運命の恋人たちのお話です。

とはいえ、なるほど〜と思いつつも、深い共感は特に……でした。
許されない恋をしたことがないからか、人生の修行が足りないのか^^:
歳をとってから、もう一度観てみようかな。

大自然の映像は清涼感に満ちていて、
音楽は2005年のオスカー受賞作 『ミリオンダラー・ベイビー』 と感じが似ていて、
内容はやるせないものの、全体的な雰囲気には不思議と癒されます。

リー監督は 『グリーン・デスティニー』 で2001年のアカデミー賞外国語映画賞を受賞後、
2003年の 『ハルク』 で興行的に失敗し、長期休暇や引退を考えていたとのこと。
この小品が思いがけず広く高評され、オスカーを受賞したことには感無量のご様子。
これで見事に第一線に復活されましたね。拍手☆

ちなみに本作の共演をきっかけに、
夫婦を演じたヒース・レジャーとミシェル・ウィリアムズが熱愛。
第一子マチルダ・ローズ・レジャー(女児)が誕生したそう。

ミシェル・ウィリアムズはヴィム・ヴェンダース監督・脚本の2005年製作の映画
『ランド・オブ・プレンティ』 の主演女優。
どこかふんわりとした少女のような風貌とグラマーなボディがいい感じ。
けっこう好みの女優さんです^^

オスカー受賞といい、リー監督の第一線復帰といい、
共演俳優の熱演・出産といい、なにやら祝い事の多いめでたい作品ですね^^


『ブロークバック・マウンテン』公式HP

2006年03月28日 21:43

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